根面被覆(こんめんひふく)とは②~外科的方法について~

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根面被覆(こんめんひふく)とは②~外科的方法について~

こんにちは!みこデンタルクリニックです。

最近凄く冷え込みますね。お風邪ひかれませんよう気を付けて下さいね。(>_<)

 

さて、今日は前回の続きで根面被覆の外科的方法についてお話していきます。

根面被覆は、さまざまな原因によって起こった歯肉退縮(歯茎が下がること)を、外科的に被覆、つまり覆うことを言い、手術は様々な方法があります。

(原因については前の記事、根面被覆①を参考にしてくださいね)

審美的に見た目を綺麗にする、しみるなどの知覚過敏へ対応するほかに、歯肉退縮の防止、予防、歯磨きをしやすくするなどの目的があります。

特にインプラントの周りに角化歯肉(コラーゲン繊維が豊富な動かない歯肉)がない場合、歯ブラシの力に弱く、汚れが溜まりやすくなったり、炎症などを引き起こすと、インプラントも長持ちするのが難しくなってきます。

 

そこで、外科的方法が必要になりますが、様々な方法があります。

その中で多く用いられている一つの方法として、遊離歯肉移植術(ゆうりしにくいしょくじゅつ/FGG)、結合組織移植術(けつごうそしきいしょくじゅつ/CTG)をご紹介します。

 

FGGとは、上あごの歯ぐき (口蓋/こうがい) から上皮の付いた歯肉を切り取り、歯の根っこやインプラントの周りに移植する事により、角化歯肉を得る方法です。比較的適応症も広く、成功率も高いといわれています。しかし、歯茎の色が違うなど、審美的には不向きになる場合もあります。

 

また、CTGは上あごの口蓋から結合組織といわれる組織のみを採取して、歯肉退縮を起こしている部分の上皮と骨の膜との間に結合組織を移植し、歯肉を増やす方法です。移植部の色はあまり変化せず、審美的に向いています。

 

歯ぐきの状態によっても適応される手術方法は変わります。

もし歯ぐきが下がって悩んでいる、気になっている方がいらっしゃいましたらお気軽にお尋ねくださいね。

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