レントゲンについて
レントゲンについて
皆様こんにちは!みこデンタルクリニックです。
本日はレントゲンの放射線量についてご紹介させて頂きます。
当院は、KaVo Pan eXam Plus 歯科用CTを導入しております。
CTとはコンピューター断層撮影の略で簡単に説明すると、3Dのレントゲンです。物体の内部までを精密に見ることが出来ます。
レントゲンの被曝線量を分かりやすく数値(mSv)で他の物と比較してみると
ブラジル ガラバリ市街地の年間自然放射線量 10
医科用CTの胸部撮影 6.9
日本の年間平均自然放射線量 2.1
胃X線撮影 0.6
KaVo Pan eXam Plus 平均 0.08
胸部X線撮影 0.05
パノラマ 0.025
デンタル 0.005
となります。
この数字をご覧いただくとおわかり頂けるかと思いますが、歯科用CTは医科用CTの約1/80の被曝線量で撮影する事が出来ます。目的に応じた撮影方法で、必要な部位の高画質なデータを取得でき、インプラント治療や親知らずの抜歯、根管治療・矯正治療などにおける正確な診断および、質の高い治療に役立ちます。
また、お口全体を撮影するレントゲンをパノラマといいますが、パノラマはCTの1/4の被曝線量です。健康診断等で撮影する胸部X線撮影と比べるとパノラマは1/2の被曝線量になります。現在パノラマはデジタル化しておりますが前はフィルムで撮影をしていました。フィルムの時代に比べると被曝線量は50~60%ほど減少しております。
お口の部分的な小さなレントゲンはデンタルといいます、このデンタルはパノラマよりも更に低い被曝線量で妊娠中の方でも気にせずに撮影をして頂けます。
基本的に歯科でのレントゲン撮影による、放射線被ばく量は最小限に抑えることができますので、安心して検査を受けることが出来ます。