レントゲンについて②
こんにちは!みこデンタルクリニックです。
さて、前の記事で、レントゲンの放射線量についてお話させて頂きましたが、今日はレントゲン撮影の大切さについてお話させて頂きます。
みこデンタルクリニックでは、基本的に初診時、そのあとは一年に一度大きなレントゲン写真(パノラマエックス線写真、画像左下参照)を撮影させて頂いています。
そして治療で必要なときは部分的に精密に診査するためのデンタルエックス線写真を撮らせて頂きます。
では、何故レントゲン撮影は必要なのでしょうか??
レントゲン写真は、
・歯石の有無
・根分岐部(歯の根っこが分かれて股になっているところ)の位置
・根っこの長さ
・虫歯の有無
・歯を支えている骨が歯周病などで溶けていないか
・根っこの先で病変ができていないか
・神経の場所
など、目で見えない多くの情報が詰まっています。
また、歯の根っこの先に病変ができている際は、一度根っこの治療(根管治療)をしたあと、定期的にレントゲン写真をお撮りし、病変が小さくなっているかなどを確認させて頂きます。
また、CT撮影(画像左上参照)はパノラマ写真やデンタル写真の二次元では確認しにくい3Dの撮影ができるため、立体的に部位を詳しく確認でき、診査に役立ちます。
画像の右側の写真、頭部エックス線企画写真(セファログラム)では、
・上下顎の大きさとそのズレ
・顎の形
・歯の傾斜角
・口元のバランス
などが確認でき、矯正をされる際に分析・診断をするため、また術前・術後での顎骨の変化を診ることもできます。
レントゲン写真には、こうした診断に必要な多くの情報が沢山つまっていますので、レントゲン撮影は凄く大切なことなのです。
記事の監修
みこデンタルクリニック
院長 横田 光子
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